今回は蛯名健一(エビケン)さんの英語を、というかパフォーマンスを取り上げてみたいと思います。
蛯名健一(エビケン)さんと言えば人間離れしたダンスパフォーマンスでアメリカの超人気番組アメリカズ・ゴット・タレント シーズン8で優勝という快挙を成し遂げました。
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蛯名健一(エビケン)さんの英語
それではさっそく蛯名健一(エビケン)さんの英語、というかパフォーマンスのほうがメインだと思いますが見てみましょう。
蛯名健一(エビケン)さんが登場していかにも謙虚な感じ(自信なさげ?)に話を始めると審査員たちは露骨に興味ない反応をみせます。
実はアメリカズ・ゴット・タレントの審査員は超絶毒舌で辛口でそれが人気の秘密だったりします。実際にみんながみんな素晴らしいパフォーマンスをするわけでもなく見るからに素人みたいな人も出てくるんです。
観客も「あーこいつは素人枠だな」って思ったと思います。で、有名になったフレーズ「Dance-ish」でさらに審査員と観客をがっかりさせます。
Dance-ish の “ish” って?
ishってご存知ですか?名詞とかいろんなものの後ろにつけて使います。発音は「イッシュ」となります。
これ、英会話のときにはかなり便利でいい慣れるとほんとそればっかり使ってしまうぐらいなんです。
カジュアルな言い方で名詞の後ろにつけて「っぽい」とか「ぐらい」って意味になります。「〜的な?」みたいな使い方もしますね。
なので、、、優柔不断な僕、あたごにはとっても便利が良いんです、これが。
“What time will you go there?” “I don’t know. around 7 or 8ish?”
「何時にそこにいくの?」「わかんない、7時とか8時くらい?」
“Wow! He looks Micheal Jackson-ish!
うぁぁ!彼ってマイケル・ジャクソンっぽい!
“It was like yellow-ish.”
あれって黄色っぽかった。
“Are you Yama-p fan?” “Umm… Yes-ish…”
「君って山Pファンでしょ?」「うーん、、、そう、、かな。。。」
ね、便利でしょ?笑
蛯名健一さんの英語の内容は?
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それでは動画で蛯名健一さんがなにを話していたのか聞き取りに挑戦してみましたので見てみてくださいね。
Dressing room
楽屋
Woman A: He does a little dance routine.
この子(犬)ダンスできるんですよ。

Ebiken: Oh! Dance routine? So we can battle! Haha!
え、ダンス?じゃ勝負できますね。笑
Woman B: What do you do?
あなたは何やるの?
Ebiken: Yeah, Dance-ish performance.
はい、僕はダンスイッシュ(ダンスっぽい)パフォーマンスです。
Outside of hall
ホールの外
Interviewer: What’s up man?
こんちは?

Ebiken: Hi!
どうも。
Interviewer: How are you doing?
調子はどうですか?
Ebiken: Very good!
めっちゃいいです!
Interviewer: What’s your name?
名前は?
Ebiken monologue: My name is Kenichi. I’m 38 years old. I’m from Tokyo Japan and I’ll be performing Dance-ish performance.
私の名前は健一です。38歳です。日本の東京から来ました。ダンスイッシュパフォーマンスを演じます。

Outside of hall
ホールの外
Ebiken: Uh… little bit of robots and dance and martial arts.
えーっと、ちょっとロボットダンスで格闘技のような。
Interviewer: Wow!
すごい!
Ebiken monologue: Dancing is my passion. My dream is to do my full length of one-man show in Vegas. That’s why I’m here.
ダンスは私の情熱です。私の夢はラスベガスで通常の長さ(90分程度)のワンマンショーを行うことです。だからここに来ました。
On stage
ステージ上
Interviewer: I’m ready to see something never seen before. You go! Get it! Have fun!
さて見たこともないようなの見せてよ!行っといで!楽しんでね!
Heidi: Hi there!
こんにちは!

Howard: Look at you!
おぉ!すごいね。(ちょっと皮肉?)
Heidi: What’s your name?
お名前は?
Ebiken: My name is Kenichi Ebina.
蛯名健一といいます。
Heidi: What is your act?
何をやっていただけますか?
Ebiken: Ummm…. My act is dance-ish performance.
えー、、、私はダンスイッシュパフォーマンス(ダンスっぽい演目)をやります。
Heidi: Dance-ish? Okay.
ダンスっぽいこと?なるほど。
Heidi: How did you get into dance-ish kind of performing?
で?どうやって”ダンスっぽい”ことにハマったんですか?
Ebiken: Ummm… I only knew the one step called the running man like…(showing running man dance)
あの・・・。ランニングマンってステップだけ知ってたんです。こんなの。(ランニングマンを踊る)

Judges: (wry smile)
審査員一同 苦笑
Ediken: And when I did it, people got laud as “Yeah!” And I was like, oh! I feel good!
で、それやったときにみんなが大騒ぎしてくれて「イェーイ!」って、なので「あれ、気分いいじゃん!」って。
Heidi: All right! Good luck! Have fun!
はい、じゃがんばってください。楽しんでね。(多少うざそうに)
Ebiken: Thank you!
ありがとうございます!
(Ebiken performance)
エビケンさんのパフォーマンス



Interviewer: Woooooooow!
すげーーーーーーーーー!
Howie: Amazing!
すばらしい!
Heidi: Kenichi! That was pretty awesome! I love that stuff like you did! I haven’t seen anything like it before. You have a control over your body that is unbelievable!
ケンイチさん!ものすごくすばらしかったわ!あなたがやった感じのダンス大好き!あんなの見たことない。体をすべてコントロールしてたわよね?信じらんない。
Mel B: Being the youngest judge on the panel, I can say “That was off the chainnnnnnnn!”
ここに座ってる最年少の審査員として言わせてもらうけど、「さいっこおぉぉーーーーーーーー!」

Howard: Honey, you are no spring chicken! What do you talk about?
お嬢さん?もうそんな歳じゃないよ。何言ってんの?
Mel B: Oh, yeah. I thought your head had come off your body it was that convincing!
あぁ、そうね。あなたの頭が外れたでしょ?あれでそう思ったの。
Howard: We see a lot of guys who come on the stage who try to do what you do.
これまでたくさんの人がステージに上って君がやったことをやろうとしたんだけど
Howard: They can’t do it and you have a story to tell.
できなかったんだ。そして君はひとつの物語(ストーリー)を持ってるよね。
Howard: You know, you were doing the Matrix there that was the whole movie all in 90 seconds.
君はマトリックスの映画をまるまる90秒でやったんだよ!
Howard: It was magnificent! I could watch you all day!
ほんとにすばらしかった!一日中でも見ていられるよ。
Heidi: Me too!
私も!
Howie: I’m telling you that is the best dance we’ve seen in Chicago! It’s the best dance I’ve seen in a long time.
シカゴで見たダンスの中で最高のものだったよ!長いこと見てきたダンスの中でベストのダンスだったね。
Howie: You told a great story! You were wonderful!
すばらしい物語を語ってくれた。あなたはすばらしい!
Ebiken: Thank you!
ありがとうございます!

Heidi: Let’s vote guy’s! I’m gonna start it over big YES!
じゃみなさん、投票しましょうか?(目を大きく見開いて)私から合格!
Howard: I like what Heidi does with her eyes when she votes, sir! YES!
ハイディが投票の時に目で語ったことが好きなんだけど、合格!
Mel B: It’s a yes from me. You are great!
私も合格!すばらしいわ。
Howie: My vote is YES-ISH!
私の投票は、「合格的な!」
Heidi: You are in Vegas!
ラスベガス決定!
蛯名健一(エビケン)さん
蛯名健一さんは1974年に神奈川県に生まれます。高校までは日本で過ごし特にダンス経験もなかったそうです。
高校卒業後は「車に乗れるから」という理由で園芸店に就職します。ここまで英語って要素は一切なし。
ただアメリカンバイクは好きだったそうでいつかはバイクでアメリカルート66を旅してみたいと思っていたとか。あ!ルート66といえば。。。

ちょっと話がずれましたが、その後、蛯名健一さんは大失恋を経験してアメリカへの思いを再確認します。
そして20歳からまったく英語ができない状態でアメリカに語学留学することとなります。そしてダンスを始めたのはこのころ。
語学学校の新歓ダンスパーティーで踊れないのになんかやらなきゃってやったのが動画の中で言ってたランニングマン。
蛯名健一(エビケン)さんは語学学校を卒業後、コネチカット州のブリッジ・ポート大学に進学します。そして大学を卒業後、拠点をニューヨークに移します。

ニューヨークではダンススクールの講師をしながら数多くのダンスコンテストに優勝します。
そして2001年にあの有名なマンハッタンのハーレムにあるアポロシアターで行われている「アマチュア・ナイト」で優勝します。
その後、ダンスシーンで注目を集め始めマドンナなどから支持を集めます。マドンナは蛯名健一のグリーンカード(アメリカ永住権)のサポートも行ったそうです。
そしていよいよ2013年、超人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント シーズン8」に出場。見事優勝して日本円で約1億円を獲得します。
ちなみに蛯名健一さんは税金が一番有利な条件である40回の年払い(年250万円)で受け取るようにしたそうです。なかなか堅実ですね。
アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)とは
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アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)とはアメリカのNBCで放送されているオーディション番組です。
2006年に放送が開始され、才能豊かな参加者と辛口審査員で一気に人気に日が付きました。

2018年はシーズン13が放送されていますが、蛯名健一さんがでた2013年はシーズン8でした。
まとめ
今回は蛯名健一(エビケン)さんの英語とパフォーマンスをまとめてみました。いやぁ〜蛯名健一さんが踊りだすとみんなスタンディングオベーションになるシーンは何度見ても気持ちいですね。
また英語もまったくわからないなか高校からアメリカを目指して渡米と、人知れず苦労も多かったんだろうなぁと思います。
ということで今回はこのあたりで、またストレスなく話すための英語情報や海外セレブの情報、有名人、芸能人の英語力、勉強法などおもしろ情報があればお伝えしていきますね。それではぁ〜!ではでは。
有名人、芸能人の英語勉強法のまとめはこちらです

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