アメリカ駐在記:日本人でよかった!カリフォルニアでの家探し

アメリカ駐在記:日本人でよかった!カリフォルニアでの家探し

僕の海外駐在の体験談について思い出したら書いていくってシリーズです。今回はカリフォルニアで家探しした時の話です。米国駐在員の生活ってどんな感じかちょっと感じてもらえるかと思います。

ずっと地元、突然、東京転勤、そして40歳過ぎてからの海外駐在だったので右も左もわからない状態での家探しでした。誰に聞いても違うことをいうのがアメリカってイメージでしたね。。。

カリフォルニアでの家探し

 

海外への赴任にはいろんなパターンがあると思いますが、僕の場合には妻と子どもありなので、そのぶん準備が大変です。なかでも一番の課題は家でした。

僕のパターンは僕だけ先に赴任して家族は日本の生活をたたんで遅れてアメリカにやってくるというものでした。実際には2ヶ月遅れだったんでしたね。

渡米して少し落ち着いた頃、前任の同僚に聞くと、日本人の不動産のエージェントがいるからそこに頼む。支払いも全部頼むパターンもあるけど当然、毎月手数料がかかるので契約のところまでの支援をワンショットでやってもらうのがいいのではと。

そんな都合のいいことできるのか?と思いながら日本人がやってる不動産屋さんへ。もうなんかいかにも怪しい感じの社長が出てきましたが担当はアシスタントのきれいな女性だと紹介されました。

かなり若い方でいいようなちょっと不安なような。彼女によるとアメリカは入居の1〜2週間前に探すのが普通らしく、まだ一ヶ月あるので希望だけ聞かれてその日は終了。

その時滞在していた短期アパート(日本でいうところのウィークリーマンション)に帰って、日本の嫁さんに連絡すると、なんでそんなにのんびりしてるんだとめちゃくちゃに怒られました。いろんな準備でピリピリしてたようで。。。

クレイグスリスト(Craigslist)で検索

 

次の日、不動産のエージェントに電話して事情を話すと来週の半ばくらいでどうだと、嫁さんを怒りにさらに火に油を注ぎそうなコメント。

これはまずいとちがう同僚にアメリカの家探しについて聞くとクレイグスリスト(Craigslist)というサイトで探すといいとのこと。

Craigslistはいわゆる掲示板のようなサイトでありとあらゆるものが掲載れていて、賃貸のページで僕の希望の市の名前と希望の条件を入れるといろいろと出てくる。そしてアポイントのメールをだして現地に行って交渉といった流れ。

アメリカの家

個人の大家さんもいたのでメールを出すときに「こんにちは、あたごといいます。日本から来たもので家族は妻と子供二人です」といった簡単な自己紹介もしておきました。

するとあっという間に10件ほどのアポが取れました。ここからは自分でやるしかありません。(ま、そう思いました。)たまたまだったのかもしれませんが、家探しで思ったのは「日本人」でよかったということ。

今どきはアプリで家探し!なんてのもあるかもしれません。いろんなお役所の制度も含めて変化が激しいのがアメリカなのでなにかやるにもまわりの人に聞いた上で自分で確認を繰り返してました。

日本人でよかった!

 

とにかく評判が良いんです。日本人に借りてほしい!ってどこに行っても言われました。想像するに日本人は家をきれいに使ってくれる、家の中では靴脱いだりとかマナーがよいなどまだまだいろいろと理由はあるのですが、そういったところのようです。

僕が探していたのは一軒家だったので貸してる大家の方も個人が多いし、特に自分の資産を大事にしたいと思ってるんだろうと想像できます。みんなパーティー好きだろうとは思いますけど、やっぱり貸すとなるときれいに使ってもらいたんだろうなぁと。

カリフォルニアの家

10件以上まわった家の中では、なんかレストランの厨房みたいに台所が汚れているところや、スパイシーな香りが漂っているところなど、前の住人がどんな人だったかがよくわかりました。こりゃなかなかいいところなさそうだなと。。。

カリフォルニアの僕が赴任したところは誰もが知ってる有名IT企業の本社が集まってるような地域です。そんな会社に勤める人たちが世界中から集まってます。お国柄が賃貸の家からもみえてくるって感じでした。

やっぱり同じ国の人が借りてたところは安心かな

 

クレイグスリストでアポ取った10件ていどの家をぜんぶ見終わるくらいのタイミングでした。待ち合わせした業者の担当と会って家に行くと「ここは前に借りてた人が日本人だからおすすめですよ」と。確かにとってもきれい。

おそらく帰任した駐在員が借りてたんだろうなと想像できます。値段は少し高いけど、まぁここにするかなと。明日もう一軒あるけどやめようかなとと思って取りあえず仮の申込みを入れておきました。

日本人が借りてた家

日本にいる嫁さんに家の写真を送ってスカイプで話すともうそこでいいよってことだったので、明日のもう一軒はやめようかと思ったんですが、家賃が安いのに最近リノベーションしたって書いてあったのが気になりとにかく行ってみることにしました。

”あたごさん!ちょっとまって!”

 

次の日、最後の一軒に行ってみました。偶然ですが昨日借りで申し込みした家のすぐ近く。近づいてみると人が多くてかなりの賑わいです。日本もそうですが基本的に早い者勝ちなので、こりゃもうないなと思いつつ大家に挨拶しようと呼び鈴を鳴らしました。

ドアが開くと中国系と思われる女性がでてきました。どうやら大家さんのようです。そして中をのぞくとアラブ系、インド系の家を探す家族が3組ほどがすでに土足でカーペットのところを歩いてました。笑

リノベ後

僕は靴を脱いで上がろうとすると大家さんの中国系の女性がスリッパを出してくれました。

「あの、アポ入れた”あたご”ですけど。。。」

「あぁぁぁぁ!あたごさん?あなたあたごさん来たわよ!」と中国系の奥さん

「おおぉ!あたごさん?どうぞ、どうぞ!」とこれまた中国系のだんなさん

中を見せてもらうとたしかにきれい。うちの嫁さんも気に入りそうです。奥さんによると学生時代に台湾から米国に留学してだんなさんと知り合って結婚、この家を買ったが子どもが大きくなってきたのでこの家を貸して大きな家を近くに借りると。

台湾人の奥さんによると。「つい最近、1千万かけたリノベーションが終わったばかりなのできれいでしょ?いま来てる家族はクレイグスリストに出してる値段よりも100ドル高く借りてもいいって言ってくれてるの」ってことなので、まぁじゃあいいかとお礼を言って家を出ました。

すると「あたごさん!ちょっとまって!」と奥さんが家から出てきて呼び止められました。まぁまぁと家の一番奥の部屋に再度通されます。

奥さんいわく、「じつはいま来てる人たちには貸したくないの。。。」ひどいこと言うなぁと思いつつ理由を聞くと、やっぱり日本人は家をきれいに使ってくれるし、安心だしと他にもいろいろ言ってくれましたが他国をディスるのもなんなので割愛します。

旦那さんもあとからやってきて(この旦那さんはほんと人がいい感じの人でした。)「あたごさん、これから長くいるんでしょ?私は日本人でそういう人を探してたんです。うちの家を借りませんか?」

なんかものすごい熱量の誠意が感じられます。。。台湾の人って日本人のことほんと好きでいてくれてるんだなぁとなんかこっちも熱くなり「わかりました、じゃあ仮の申込み入れますね。昨日のを断らないといけないし」となんか勢いで決めてしまいました。

ここから契約とかいろいろあるんですが、またの機会ということで。

アメリカ駐在記はこちらにまとめてます。

1.なんでアメリカ駐在なんてことになったかはこちら
アメリカ駐在記:おめでとう!海外赴任、こどもの英語どうしよう (;´∀`)

2.赴任してから家を探したときの話です。※本記事です
アメリカ駐在記:日本人でよかった!カリフォルニアでの家探し

3.なかなかのタフネゴシエーターの大家さん
アメリカ駐在記:大家さんとの契約交渉

4.アメリカにもいろんな人いますね。そりゃ。
アメリカ駐在記:サンフランシスコ周辺で出会った変わった人たちいい人たち